就活と仕事のブログ

大手企業5社から内々定を獲得した私が、就活生の悩みを解決するコンテンツを配信します。

『仕事』って何ですか?という質問への対応

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面接において『仕事とはどういうことだと思いますか?』という質問をされた時に、どのように答えたら良いか、社会人として仕事をしている私からアドバイスです。

 

『魔法』と言ったら大袈裟ですが、大抵のシチュエーションにも対応できる考え方をご紹介しますので、是非参考にしていただけたらと思います。

 

面接における質問

面接官がどんな風に考えて質問をしているか、という一般論については過去の記事を読んでいただくとして。

 

「仕事って、何だと思いますか?」という質問の意図について考えてみましょう。(結論が気になると思いますが、焦らずに読みましょう。何においても答えだけを知っても成長には繋がりません。)

 

なぜ、そんな質問をするのか。

 

こればっかりはマジでわかりません。さーせん。笑(なんやねん)

 

ていうか、そんな質問されたことありません。笑(なんやねんpart2)

 

けど、もしされた時 あるいは社員が仕事について語っている時、僕が紹介する視点を持っておくとそれなりの回答ができますし、社員のレベルを推し量ることもできます。

 

仕事って何?

結論は、『仕事は、サッカーである。』です。

 

野球でも、バスケでも、アメフトでもいいです。とにかくチームプレーのスポーツと全く同じとお考えください。(ここでは、サッカーとして話を進めていきます。)

 

もう少し具体的に設定しましょう。

あなた:FW(夢のJリーガーになりたて)

部署:チーム(ヴィッセル神戸としますか)

部長:監督(知らんけど有名な外国人)

 

こんな感じですかね。

 

さらに、想像を深めていきましょう。

あなたは小学校の頃からサッカーに打ち込み、「上手くなりたい」という一心で練習に取り組み、「試合に出たい」という思いからライバルとも競い合い、どうやったら上手くなれるか一生懸命に考えてきました。高校生では、その努力が実り強豪チームに入ることができ、レギュラーを勝ち取ると、今度はもっと強いチームから点を取りたい、高校サッカーで優勝したいと思うようになります。そこからは、チームにどう貢献するか、監督が思い描くサッカーを実現するにはどうしたらよいのか考えながら練習に打ち込み、見事、高校サッカーに出場。優勝はできなかったもののJリーグから声がかかり、ヴィッセル神戸で夢のJリーガーに。Jリーガーとして次は日本代表、海外移籍を目指して奮闘中。

 

かなりサクセスストーリーではありますが、まあこんな感じ。何もおかしなポイントはなかったはず。しかし、不思議なことにサッカーを仕事に置き換えるとこんな風にはならないのであります。

 

例えばこんな感じ。

就職活動は死ぬほど頑張って、やっと手にした内定。四月は社会人生活の始まりで心ウキウキ。何事にもやる気満々だったあなた。

しかし、いざ会社生活をスタートさせると思い通りにならないことばかり。入りたい部署に入らず、やりたいこともやれず、作った資料はボロクソに言われ、毎日残業つづき。月曜が憂鬱で、基本は土日のために平日を我慢する毎日。華金だからと酒を飲み、口を開けば上司や同僚、部署の悪口。

 

こんな人いっぱいいますよね?

 

 

仕事もサッカーも同じさ

仕事もサッカーも同じなのに、なぜか仕事になると、的外れなことを考えてしまう人が大勢います。サッカーでの常識と世の中の常識(?)と比較し、本来あるべき考え方を提案します。少々言い方はきつく、極端な意見も含まれますがご了承を。

 

仕事が多い

サッカーが上手くなりたいと思うなら沢山練習するのが当然ですよね?しかし仕事になると、抱えている量が多いと文句を言う人が続出します。仕事ができるようになるためにあらゆる業務を経験する必要があるということを理解したいものです。

 

希望の部署じゃない

本当はFWに憧れだけど、監督から与えられたポジションはDF。けれどそれは適性を判断されてのこと。試合に出れるならDFとして頑張るのが自然ですが、仕事になると、希望の部署に行けなかっただけで、モチベーションがなくなりブーブー言う人がいます。ポジションがあるだけありがたいと思え。希望の部署に行かなくても、周りに貢献するために最大限努力するのがあなたの役割だ。

 

こんな仕事僕にはできません

試合中、パスに追いつかないことがあります。そんな時は周りの選手がカバーして、取れなかったらドンマイドンマイ。仕事になると、これは僕の仕事じゃアリマセン。だから、やりません。それって、僕FWなのであのボールは拾いに行きませんって言ってるのと同じだよ?そんな奴マジいらないから。できないことは、とっとと上司に報連相

 

上司が怖い、ボロクソ言われる

監督に言われたことって必死でメモ取ったりしますよね。それって自分の成長に必要なことだと理解しているから。上手くなるためのヒントだって分かっているから。自分が作った資料をボロクソ言われてしょんぼりしているあなた。しょんぼりしてないで上司の言葉一言も漏らさず記憶するなり、メモするなりしなさい。せっかく成長できるチャンスなのだからもったいない。

 

うちの会社福利厚生めちゃいいよ

シャワールームやロッカルームの綺麗さを売りにする強豪チームがどこにありますか。選手は強いチームに行きたいのであって、スタジアムの綺麗さでチームは選ばないのです。仕事を一生懸命にやりたいのなら、一流のビジネスマンになりたいのなら、会社の綺麗さ、立地、福利厚生を語る社員ではなく、仕事の面白さや大変さを楽しそうに語る社員(会社)を信じましょう。

 

うちの会社(部署)はブラックだわ

仕事が大変なことをブラックとおっしゃるなら、それは、練習がハードだからバルセロナ退団したいと言っていることと同義です。そんなやつさっさと会社やめちまえ。

 

 

ぬるっと毎日過ごせればいい

上手くなりたいと思っていない選手なんて存在価値がないです。あなたが自身の成長を望まないなら、会社にとってあなたは存在価値がありません。

 

努力は報われる

色々と言ってきましたが、チームのレギュラーになれるのは一部の人間、さらに高校サッカーに出場できるのもさらにその一部、ましてや優勝できるのは一校だけで、プロになれるのは一握り。プロとして成功できるのはさらに一握り。狭き門ですね。仕事でも超一流になるのは同じくらい難しいことです。しかし日々の仕事に前向きになることは、あなたの気持ち次第。とっても簡単なこと。一つずつ努力していけば誰かしらが見てくれているし、良い方向に向かっていくのです。

 

 

まとめ

私がこう言っても、うちの上司はそんないい奴じゃないとか思うかもしれません。たしかに、上司や同僚が仕事をどのように捉えているかによって私の言っていることへの共感度は変わるかもしれませんが、少なくとも自分は仕事に対して積極的な姿勢をとることはできますよね。

 

しかし、残念なことにモチベーションの低い人が多い会社に入ってしまったのもあなたの実力。その事実を受け入れて今日から仕事に対する考え方を変えてみませんか。世界は180度変わるはず。

 

就活生諸君。

これを読んで、世の中には中途半端な会社で働く中途半端なビジネスマンが大勢いることを知って欲しい。そして、周りがそんな人ばかりだと、気づかぬうちに自分も中途半端な人になってしまう。

世の中の人間の大多数は中途半端な人々で構成されています。少しでも上に行きたいと思うなら、就活に全力を注ぎ後悔のない人生を歩んで欲しい。「仕事」って何なのか、真剣に考えて欲しい。

そうすれば、自ずと道は開けると思う。頑張れ。就活生。