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効果抜群! 面接官を退屈させない話し方 箇条書き編

 

面接官に食いつかせる話し方

 
本記事では、ESにおいてよく使われる「箇条書き」を面接で話す際にで気をつけるべきポイントを解説します。
 
 

読むの面倒くさいし、耳に入りません

 
ESで自分の行動を具体的に、書く際に「箇条書き」を使うことが良くあります。面接等でも「私が行ったことは3点あります。」などというフレーズはよく耳にします。
 
一見、箇条書きは、長々と書くよりも、きちんと整理されているし、相手にも伝わりやすそうです。私自身もそう思っていました。箇条書きのほうが、面接官が話を聞きながらメモを取りやすいのでは?そう思い、積極的に箇条書きを使っていました。
 
しかし、面接をして気付きました。
案外、箇条書きは面接官の頭に入りにくいと。
 
なぜなら、箇条書きであろうと、それを言葉で話した場合、結構長いからです。
 
 

実際に読んでみた

例えば、

shukatsunochie.hatenablog.com

で使用した文章を使ってみます。
 
(例)
私の強みは、「結果を出すために、あらゆる手を考え実践に移す力」を身につけました。具体的には、営業の長期インターンでの経験です。社員のアシスタントとして働いていた私にはあらゆる仕事が降ってきました。中でも大変だったことは、飛び込み営業です。全く相手にされないお客様に対し、うまく商品を売り込み契約を結ぶことができませんでした。原因は、自社の商品がお客様の課題解決になるということをきちんと説明できていないことでした。そこで私は、3つのことを実践しました。第1に社員さんの営業についてまわる回数を2倍に増やしたこと、第2に社内で共有されている営業に関する本を10冊読み、その内容をプレゼンしたこと、第3に実際に自分の身の回りに人に商品を使ってもらい感想を集めたことです。こうした努力を通じて、売る側と買う側両者の気持ちを理解することができました。結果、月10件の契約という目標を達成することができました。このように、私は貴社の一員として、あらゆる方法を考えながら、結果を出すことに全力をあげたいと考えいています。
 

 

 
箇条書きは太字の部分です。これを声に出して読んでみてください。
どうでしょう。結構長いと思いませんか?似たような話をたくさん聞かされている面接官は疲れていますし、学生側も緊張していたら話がたどたどしいかもしれませんので、より印象に残りにくくなるはずです。

ではどすれば良いの?

面接官に伝わりやすいように話したいけれど、内容が長いので箇条書きのようになってしまう場合、どうすればよいのでしょか。

 

最後の一つを強調することで頭に残す

箇条書きにしたことを面接官の印象に残す、もしくは詳しく聞きたいと思わせる方法があります。
それは、最後の一つを強調するのです。
 
先程の例でいうと
 
(修正後)
第1に社員さんの営業についてまわる回数を2倍に増やしたこと、第2に社内で共有されている営業に関する本を10冊読み、その内容をプレゼンしたことです。そしてこれがおそらく一番効果的だったと思うのですが、第3に実際に自分の身の回りに人に商品を使ってもらい感想を集めたことです。
 

 

こんな感じに、最後の項目だけ強調します。これを実際に声に出して読んでみましょう。聞き手の印象に残るのは最後の項目のはずです。強調の仕方はいろいろあります。
  • これが最も大変で~
  • これが一番心に残ったのですが~
  • これが最も難しかったのですが~
  • これが最もやりがいがあって~
などです。
 
 

まとめ

これは本当に効果抜群です。私も面接でこれを繰り返し使っていましたが、面白いほどに最後の項目だけ面接官が食いついてきます。ですので、最後の項目は話をうくらませるように準備を重ね、人柄や強みを伝えられるようにしておくと怖いものなしです。
 
ぜひ、みなさんもこの方法を試して面接官を前のめりにさせちゃってください。